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実行委員会「野村 萬」名誉会長よりご挨拶

組踊上演300周年記念事業の成功に向けて

 

2019 年 3月
組踊上演 300 周年記念事業実行委員会 名誉会長
(公社)日本芸能実演家団体協議会会長
重要無形文化財狂言保持者(人間国宝)
野村 萬

私と沖縄芸能との出会いは、初代親泊興照さんの舞台を、戦後間もなく、戦禍を免れて都内に残った二つの能楽堂のひとつ、染井の能舞台(現在の横浜能楽堂)において拝見したことが始まりであります。その後、沖縄県立芸術大学にお招き頂いたことを契機に、舞台人として多くの方々と親交を深めながら、沖縄県芸能関連協議会の立ち上げにもお手伝いをさせて戴きました。このような御縁の中に、「組踊上演300年」が位置づき、記念事業実行委員会名誉会長を仰せつかりましたことは、誠に光栄なことであり、同時に担うべき責任を重く受け止めております。

300年という一度しかない大切な節目に、沖縄での充実はもとより、本土においても、どのような仕掛けをもって大きく、力強く「組踊」を発信し、21世紀に息づいたものとして市民権を得ていくか、一所懸命に考えていかなければなりません。一昨年成立した、我が国文化発展の背骨と言うべき「文化芸術基本法」に、新たに「組踊」が位置づけられたことも重要な追い風となりましょう。

沖縄固有の歴史をしっかりと振り返りつつ、沖縄芸能の隆盛発展の願いを心に、新しい時代を迎える絶好の機会と捉え、微力ではありますが、取り組む所存であります。皆様の御支援を心よりお願い申し上げ、御挨拶と致します。

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